Web担当者やWebディレクターとして転職が決まったけど、何から勉強したらいいか分からない。社内に頼れる人がいない。
今回はそんな不安でいっぱいの新人Web担当者におすすめの本を3つご紹介します。
『現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書』
まず一つ目が、『現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂3版 GA4対応】』。
こちらは「Web担当者、マーケターの必携書」と書いてある通り、この界隈ではとても有名な本ですよね!
Webサイトは作成、公開したら終わりではなく、そこからが本当の始まりです。
ビジネスやサイトの目標を達成するためにどのようにゴールを設定し、どこを改善していく必要があるのか、データの見方や分析方法が詳しく解説されているため、これまでサイトの制作はしてきたけど、その後の分析や改善は未経験!という方にもおすすめです。
本書の構成は下記の通りです。
- CHAPTER 1 改善ポイントの見つけ方
- CHAPTER 2 項目別の改善策とノウハウ
- CHAPTER 3 分析結果の活用方法
- CHAPTER 4 Googleアナリティクスの主要機能と情報リソース
かなりボリュームがあるので、私も実務で不明点があるたびに何度も手に取って調べています!
『Webディレクションの新・標準ルール』
2つ目は『Webディレクションの新・標準ルール 改訂第3版 リモート時代の最新ワークフローとマネジメント』。
本書の構成はこんな感じ。
- CHAPTER 1 ディレクションの「いま」
- CHAPTER 2 企画
- CHAPTER 3 設計
- CHAPTER 4 制作・進行管理
- CHAPTER 5 運用・改善
改定第2版と大きな変化はありませんが、第3版ではリモートワークという環境ならではのコミュニケーションや、データ管理の方法といったところもカバーされています。
本書は、企画から運用・改善フェーズまでディレクションの考え方やノウハウが完結にまとまっていて、社内に頼る人がいない、という方の独学にもおすすめです。
というより、「Webディレクション」と一言で言っても守備範囲がめちゃくちゃ広いため、現役の先輩方でもこんなに細かいところまで教えられる人はいないと思います。笑
ということで、全てのWeb担当者におすすめの一冊です!
『サイトリニューアルの教科書』
最後におすすめしたいのが『サイトリニューアルの教科書』。
この本はKindle Unlimitedの読み放題にも入っているので、読んだことがある方も多いかもしれません。
構成は次の通りです。
- 序章 なぜ、お金と時間をかけて「困ったサイト」になってしまうのか?
- 第1章 サイトづくりの前に準備・整理しておきたい情報
- 第2章 「コンセプト」をつくる
- 第3章 サイト全体の「導線」と「構造」を考える
- 第4章 ページを「設計」する
- 第5章 「デザイン」もいきなり手は動かさない
- 第6章 サイトの実構築も「仕様検討」と「ルール整備」から
- 第7章 リニューアル前、「制作パートナー」を選ぼう!
- 第8章 リニューアル中の「アウトプットの評価」と「社内の巻き込み方」
- 第9章 「リニューアル後」を見据えた準備
- 終章 リニューアルプロジェクトの一体感を組織に活かす
社内でサイトリニューアルの担当者になったけど、業者にどう依頼すればいいか分からない、上司に「いい感じ」にするよう言われたけど何をどう改善すればいいのか分からない。そんな方におすすめの一冊となっています。
まとめ
今回は、新人Web担当者におすすめの本を3つご紹介しました。
誰でも初めは初心者です。分からないことだらけで不安なこともあるかと思いますが、今回ご紹介した書籍も参考に、必要な知識も少しずつ身につけていけるといいですね。
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